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ヘアケア 抜け毛 BLOG

ヘアケアも脱石油系合成成分を進める理由


こんにちは。にこです。


顔や体は天然成分のアイテムを使っていてもヘアケアは、合成成分が使われていませんか?

シャンプーは毎日使うものなので見直すことでさまざまな変化を感じることができると思います。



抜け毛や、ダメージヘア、かゆみ、ふけなどさまざま悩みを感じている方は、毎日のヘアケアアイテムを見直してみることをおすすめします。



今回は、髪や頭皮の健康を取り戻したい方に、ヘアケアアイテムも脱石油系合成成分をすすめる理由を記事を書きました!

ポイント


  • 合成界面活性剤が髪・頭皮に与える影響
  • 石けんシャンプーをすすめる理由
  • 石けんシャンプーを選ぶポイント


シャンプーは毎日使うものなので、配合されている成分が大きなポイントになります。

合成成分が配合されているシャンプーは使うたびに顔や体にも流れてしまい、肌荒れや吹き出物など肌トラブルの原因になっていることがあります。



成分は気になるけど、きれいな髪を保つためには合成成分が配合されているシャンプーを使うしかない。と思っている方も多いと思います。


ですが、やはり肌も髪も本来の美しさを取り戻すことが大切だと思います。


記事前半では合成成分が髪や頭皮にどんな影響があるのか、後半は石けんシャンプーをすすめる理由をまとめたのでお付き合いくださいね。

肌も髪も頭皮も本来の美しさを取り戻すために、ヘアケアアイテムの成分を見直してみませんか?

ヘアケアアイテムの合成成分はかゆみ、抜け毛などの原因になる?


頭がかゆい、髪が抜ける、髪の分け目が目立ってきた、ふけがでる、髪が細くてハリがない、乾燥してぱさぱさしている、つやがないなど髪や頭皮にトラブルを感じている人が増えています。



毎日シャンプーをしているのになぜ?と思う人も多いのかもしれません。




実は、シャンプーなどに含まれる合成成分が髪と頭皮の健康を奪っているかもしれません。






毎日使っているシャンプーには、強い洗浄力をもつ合成界面活性剤や多くの合成成分から作られています。





合成界面活性剤は、頭皮でもバリア機能を壊してしまい、頭皮の乾燥を引き起こします。



顔も頭皮もつなかっがっている皮膚です。

合成界面活性剤による影響は同じです。

頭皮が乾燥することで、さまざまなトラブルを感じるようになります。



頭皮が荒れてしまうと、かゆみやふけが起こりやすくなります。


さらに、毛根も壊されてしまうので、髪の毛が細くなったり抜け毛などのトラブルへと繋がっていってしまいます。



合成界面活性剤が、髪・頭皮い与える影響は?


合成界面活性剤の影響は、どのようなことがあるのでしょうか?



強い洗浄成分をもつ合成界面活性剤が使用されているシャンプーが髪や頭皮に与える影響は大きく以下のことがあげられます。



キューティクルが消失


合成界面活性剤は、髪の保護層であるキューティクルを溶かしてしまいます。


キューティクルがなくなってしまった髪は、つやがなく茶色っぽく細い状態になってしまいます。

頭皮へのダメージを与える


頭皮も他の肌と同じように皮脂・表皮・真皮からなり常にターンオーバーを繰り返しています。



合成界面活性剤が配合されているシャンプーを使用していると、合成界面活性剤の性質(水と油を混ぜ合わせる作用)で頭皮の皮脂が奪われ乾燥を招きます。




頭皮もターンオーバーが乱れてしまうと様々なトラブルが生じます。




真皮内にある毛根も小さくなってしまい生えてくる髪もだんだん細くなってしまいます。



さsらには、毛根のダメージが進み抜け毛・薄毛のトラブルにもつながっていきます。

シャンプーの洗浄成分になる合成界面活性剤をチェック



シャンプーの洗浄成分には、洗浄力が強く泡立ちがいい陰イオン系の合成や、洗浄力が強く毛髪を柔らかくする両イオン系の合成界面活性剤がよく使用されています。




最近は、植物由来の合成界面活性剤を使用している商品も販売されています。


従来は石油を原料として作られていた合成界面活性剤の一部を、ヤシ油などの植物原料に置き換え合成界面活性剤を作ったものになります。



植物原料を使用していますが出来上がった界面活性剤は合成界面活性剤であることに変わりはありません。


シャンプーの洗浄成分でよく使用されている合成界面活性剤を上げてみました。






合成界面活性剤をチェック

  • ラウリル硫酸ナトリウム(陰イオン系界面活性剤)
  • ラウレス硫酸ナトリウム(陰イオン系合成界面活性剤)
  • ラウリル硫酸TEA(陰イオン系界面活性剤)
  • パレス硫酸ナトリウム(陰イオン系界面活性剤)
  • ココイルグルタミン酸カリウム(陰イオン系界面活性剤)
  • 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(陰イオン系界面活性剤)
  • ココアンホ酢酸ナトリウム(両性イオン系界面活性剤)
  • ラウリルベイタン(両性イオン系界面活性剤)
  • ラウラミノプロピオン酸ナトリウム(両性イオン系界面活性剤)

※合成界面活性剤のほんの一部にすぎません。
他にもたくさんの合成界面活性剤がシャンプーの洗浄成分として使用されています。





ラウリル硫酸ナトリウムは、台所洗剤ではアルキル硫酸エステルナトリウム(通称AS)、ラウレス硫酸ナトリウムは、台所洗剤ではアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(通称AES)と呼ばれています。




名称は違いますが、同じ合成界面活性剤なのです。

その他、シャンプーで使われている合成成分

でも、合成成分で作られているシャンプーで洗うと髪がサラサラになってコシやツヤが出ているように感じるけど、、、、

合成成分で作られているシャンプーを使うと髪がサラサラしているように感じるのは、シャンプーに配合されている合成成分の作用です。


一時的に髪を包み込んで、ツヤを与えてくれるように感じます。



ですが、合成成分の作用の裏では髪はどんどん痩せて頭皮は荒れてしまいます。

では、合成界面活性剤の他にはどんな合成成分が使われているのかチェックしてみましょう。

シャンプーに使われている合成成分



キレート剤:水に含まれるミネラル分を除去して泡立ちをよくする。
     ⦅EDTA-2Na(エデト酸塩)など⦆

合成ポリマー(合成被膜剤):髪の毛のツヤやサラサラ感が感じられるため、ヘアケア用品にはよく使用される。
     ⦅ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、高分子シリコン(メジコン、ジメジコールなど)など⦆

合成増粘剤:粘性を加えるために用いられる。
     ⦅カルボマー、クオタニウム-18ヘクトライト、(ビニルピロリドン/VA)コポリマーなど⦆

合成防腐剤:保存期限を長くしたり、抗菌作用のために用いられる。
     ⦅安息香酸ナトリウム、メチルクロロイソステアリン、メチルイソチアゾリノン、パラベン、メチルパラベン、エチルパラベン、フェノキシエタノール、ベンジルアルコールなど⦆


他にも様々な合成成分がはいごうされていますが、主な合成成分を記載しました。

髪の健康を考えたら石けんシャンプーを

髪や頭皮の健康を考えると石けんシャンプーをおすすめしたいです。

では、なぜ石けんシャンプーをおすすめするかをまとめてみました。

なぜ、界面活性剤に石けんをすすめるのか

汚れを落とすために界面活性剤は、重要な役割を果たしています。

本来混ざり合わない油と水を混ぜ合わせる役割をするのが界面活性剤です。


界面活性剤の話は、こちらにまとめました。
界面活性剤は、スキンケアアイテムを選ぶときにとってもポイントになると思います。

ぜひチェックしてみてくださいね。

界面活性剤
界面活性剤のはなし

続きを見る

上記の記事でも書いているのですが、石けんが界面活性剤としてすすめる理由は分解しやすい性質だからです。



分解すると界面活性剤作用を失います。



界面活性剤作用が失われること。
これは肌にとってとても大切なことです。

界面活性剤は、水と油と混ぜ合わせる作用があります。


界面活性剤が皮膚の上にのこっていると、皮脂と水分が混ざり合い肌のバリ機能を弱めてしまいます。



石けんは洗った後に水で洗い流すと界面活性作用を失います。



そのため、分解しやすい性質の石けんがおすすめなのです。

石けんシャンプーのきしみ感は?

石けんシャンプーを使い始めた時きしみをかんじる理由は2つあります。


石けんシャンプーの使い始めは、きしみが気になってしまうかもしれません。

なぜ、石けんシャンプーを使うときしみを感じてしまうのでしょうか?


きしみを感じる理由

❶ 合成界面活性剤によって髪を保護しているキューティクルが失われている。


❷ 頭皮の皮脂分泌が行われていない。

石けんシャンプーを上手に使うポイント

合成界面活性剤を使用しているシャンプーに比べると石けんシャンプーはきしみが気になる



石けんシャンプーのきしみは、髪のキューティクルがアルカリ成分で少し開いてしまうからです。


ですが、石けんシャンプーで洗った後に酸性のリンスを使用することでアルカリ性に傾いてしまった髪が中和されキューティクルは閉じます。


石けんシャンプーで髪を洗ったあとは、酸性リンスを使うことがポイントです。

石けんシャンプーで洗うとベタベタする時がある。



石けんシャンプーの量が少ないと泡がすぐに消えてしまい汚れが落ちずベタベタしてしまうことがあります。


また、石けんシャンプーをよくすすがずにリンスをつけてしまうと、石けんの成分が脂肪酸に変わってしまいベタベタしてしまうことがあります。

石けんシャンプーを上手に使うコツは、シャンプーするまえにお湯でよく予洗いすることが大切です。


そして、たっぷりのシャンプーの泡でよく洗ってしっかりすすぐことがぽいんとです。

石けんシャンプーのきしみになれない。




石けんシャンプーを使ってみたけれど、きしみ感になれない。そんな時は、自然素材の吸着力で界面活性剤を使わず汚れを落とすクレイシャンプーなどがおすすめです。




頭皮のダメージが大きすぎて石けんでも刺激になってしまう場合にもクレイはおすすめです。

石けんシャンプーを見分けるポイント

植物由来や肌にやさしい、弱酸性などのキーワードに惑わされることなく、髪や頭皮を守る石けんシャンプーを選ぶポイントをご紹介します。




液体の石けんシャンプーの場合、成分表の最初の方にカリ石けん素地、石けん素地、ヤシ脂肪酸K(カリウム)などの成分名がある。

石けん素地は、水酸化K(カリウム)とパーム油、オリーブ油、ココナッツ油などの植物オイルで表示されていることがあります。

石けん素地を水酸化Kとオイル名で分けている場合は、どんなオイルを使用して石けん素地を作っているかが成分表からわかります。

水酸化K(カリウム)が製品に配合されているわけではなく、液体の洗浄成分と作る段階で植物オイルの脂肪酸とカリウムが結びつき液体状の石けんになっています。




また、固形タイプの石けんの場合は、アルカリ剤として水酸化ナトリウムが使われます。

こちらも成分表の最初の方に石けん素地、脂肪酸Na(ナトリウム)などの成分名があります。


液体せっけんと同じように石けん素地は、水酸化Na(ナトリウム)とパーム油、オリーブ油、ココナッツ油などの植物オイルで表示されていることがあります。



石けん素地を水酸化Naとオイル名で分けている場合は、どんなオイルを使用して石けん素地を作っているかが成分表からわかります。

水酸化Na(ナトリウム)が製品に配合されているわけではなく、固形の石けんを作る段階で植物オイルの脂肪酸とナトリウムが結びつき石けんになっています。



泡立てた泡に酢を入れると、泡が消えて白濁すると石けんシャンプーです!


シャンプーを見分けるポイント

■イメージしにくい長いカタカナ名や英数字(PEG、PPG、BG、PG、EDTAなど)は使われている成分名がたくさん表示されている。

■全成分の最後の方にパラベン(メチルパラベン、プロピルパラベン)、フェノキシエタノールなどの合成防腐剤の記載がある。

■泡立てたものに酢を入れても泡が消えない。

まとめ


・ シャンプーも毎日使うアイテムなので成分を選ぶことが大切です。
・ 肌に直接使用するシャンプーは、日常的に体に影響を及ぼしやすい。
・ ヘアケア用品に使用されている合成成分は、健康な髪や頭皮に与える影響が大きい。
・ 石けんは洗浄成分としておすすめなのは、分解しやすい性質だから
・ 石けんシャンプー上手に付き合って健康な髪と頭皮を取り戻すサポートしてくれる

抜け毛や、ダメージヘア、かゆみ、ふけなどさまざま悩みを感じている方は、毎日のヘアケアアイテムを見直してみるといろんな変化を感じることができると思います。


ヘアケアアイテムは、頭皮から毛細血管を通し体内に合成成分が入り込むことが懸念されています。


髪や頭皮のトラブルだけでなく、身体への影響も考慮し自分自身で納得できるヘアケアアイテムを選ぶことが大切です。



ヘアケア製品の合成成分を見直すことで、髪や頭皮にアプローチしてくれるだけでなく自然環境にもよいアプローチになります。



毎日使う製品が排水溝から川に流れ環境にも深刻な問題になっている事実もあります。


私たちの様々なトラブルをサポートしてくれる製品を慎重に選ぶことが環境にも大きな一歩になると信じています。







私は髪が細くぺったんこの髪にになってしまうのが悩みでしたが、石けんシャンプーを使いるづけていると髪がしっかりとしてきたのがよくわかります。


スキンケアアイテムもそうですが、実際に肌や髪質の変化を感じることで、本来の健康な肌や髪について考えることができました。



髪や頭皮にトラブルと感じている方は。本来の健康な髪や頭皮をサポートしてくれるのはどんなアイテムなのか、ぜひ一度見直してみてくださいね。

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