夏の必須アイテム！制汗剤とデオドラントを選ぶ時に知っておいてほしい事

夏の必須アイテムの制汗剤やデオドラントですが、どんな基準で選んでいますか？


私は、香りと使用感がお気に入りの制汗剤があって何年も同じものを使い続けてきました。

ですが、ドラックストアなどで販売されている多くの制汗剤に配合されている成分にちょっと気になることがあるので調べてみました。

記事前半では制汗剤の気になる成分について、後半はデオドランドで使われる気になる成分をまとめたのでお付き合いくださいね。

制汗剤のアルミニウム系成分の働き

販売されているほとんどの制汗剤に、アルミニウムの合成成分や、酸化アルミニウム(Al2O3)などのアルミニウム系成分が配合されているようです。

アルミニウム系成分の働きは、汗が出てくる汗腺を塞いで汗を防ぐという特徴があり毛穴を塞いでしまいます。

汗をかくことは、大切なことです。

汗をかくことで体温を下げ、体の中から毒素を排出します。

ですが、制汗剤を使うことで毛穴を塞いでしまうのは体に良くないのです。

夏場、制汗剤を使っていたら、かゆみがでたり脇に小さな水泡みたいなの出来たことありませんか？

これは、詰まってしまった毛穴に汗が溜まってしまった症状なんだそうです。

こういった場合は症状が改善するまで使用を控える必要があったり、症状が良くない場合はお医者さんに行ったほうがいいそうです。

アルミニウムと乳がんの関係

アルミニウム系の成分は、一般的に皮膚を刺激する成分なようです。

ですが、それだけでなく体の中で蓄積されてしまう成分なのです。

制汗剤で有効成分として使用されているアルミニウムは、体内でエストロゲンに似た作用を引き起こすことが、多くの研究結果によりわかっていとレディング大学の癌研究者であるPhilippa Darbre博士により言われています。

さらに、
脇の下にアルミニウム入りの制汗剤を定期的に使用し続けると乳がんのリスクを高めると２００７年にキール大学にて行われたアルミニウムと乳がんの関係についての研究で結果がでたそうです。

デオドラント（消臭剤）なら大丈夫？

制汗剤とデオドラントって同じようなアイテムだと思いがちですが、実は、別のアイテムなんです。

今は、一体化されている商品も多くあるので紛らわしいのですが違いがあります。

制汗剤は、汗を抑えるもの

デオドラントは、臭いを抑えるもの

制汗剤は、収斂作用の含まれた成分によって物理的に汗を止め、汗の吸収剤成分によって汗のベタつきなどを抑える働きを持っているものが多いようです。

デオドラントは殺菌作用のある成分によって、脇汗が雑菌と結びついて分解されるのを防ぐことによって臭いを軽減させたり、すでに発生してしまった臭いを抑えるため消臭効果のある商品もあります。

デオドランドは、制汗剤の様に毛穴をふさいで汗を止めるという働きではないので汗で体の毒素も排出することができます。

ですが、デオドランドでも気になる成分がしようされていることがあります。

パラベンと乳がんの関係

多くの市販のデオドランドには、パラベンが使用されています。

パラベンは石油原料より由来された成分なのですが、多くのスキンケア、ボディーケアに配合されている合成保存料です。

パラベンについても様々な意見はありますが、乳がんを引き起こすと考えられているという事実もあります。

そして、多くの市販されているデオドランドには、リンパ節へとつながる肌の細胞膜での浸透を促進させるための浸透促進剤が使用されています。

結果的に脇の下、胸の近くで化学合成物質を蓄積されてしまうのです。

体臭対策や汗対策の商品を選ぶ際には、多くの商品に使用されている有害成分を避けるためにも、成分の体への影響を考えて自分なりに何を優先すべきかを考えてアイテムを選ぶ必要がありますね。

未来の自分が後悔しないためにも、今、いろんな情報に耳を傾けることは大切なのではないかと思います。

まとめ

・　制汗剤に配合されているアルミニウム系成分には注意が必要
・　デオドランドには、パラベンなど合成保存料を避けた方が好ましい
・　脇の下は皮膚が薄く体への影響が懸念される成分は注意した方がよい

汗ばむ季節を快適に過ごすために欠かせない汗ケアアイテムですが、配合されている成分に注意する必要があると私は考えます。



制汗剤やデオドラントの成分について気になって調べてみた。

これってすごくすごくいい転機だと思います。


自分で納得して、自分で使うアイテムを選択する。



ぜひ、今使っている商品が安心して使うことができるのか、使い続けて大丈夫なのか？考えてみてください。