こんにちは。
オーガニックコスメアドバイザーのにこです。
最近テレビなどでもSDGsというキーワード見かけるようになりましたね。
SDGsってよく聞くけど、なに?
SDGsって私たちにできることはあるの?
そんな方に向けて、SDGsとはなにか、私たちにできることはあるのか記事を書きました!
ポイント
- SDGsとはなにか
- SDGsで自分でできること
最近、SDGsというキーワードを見かけたり耳にすること多くなっていませんか?
今、SDGsは世界的に注目を集めていて、SDGsを意識した取り組みを行っている企業も増えています。
SDGsへの取り組みは、行政や企業だけでなく私たちにもできることがたくさんあります。
記事前半でSDGsとは何か、後半は私たちができることをまとめたのでお付き合いくださいね。
私たちの選択が、未来へと繋がります。ぜひ、挑戦してみてくださいね。
SDGsとは?
SDGsは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。
2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国により合意され、2030年を達成年限とした国際社会共通の目標です。
SDGsは、17の目標が掲げられています。
SDGsは、世界が直面する課題をおおまかに3つのテーマに分けることができます。
貧困や飢餓、教育など基本的人権や生活水準に関すること、経済的・社会的に持続可能な成長を目指すこと、地球規模で取り組むべき環境問題です。
基本的人権や社会水準に関するテーマには、以下のことがあげられます。
ポイント
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
経済的・社会的に持続可能な成長を目指すテーマには、以下のことがあげられます。
ポイント
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも 経済成長も
- 産業と技術革新の基礎をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
地球規模で取り組むべき環境問題には、以下のことがあげられます。
ポイント
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
そして、目標達成に欠かせない平和とパートナーシップについても目標に掲げられています。
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
DGsが掲げる17の目標では、貧困や飢餓といった問題、環境問題、働きがいや経済成長、ジェンダー平等、気候変動に至るまで、幅広い課題が網羅されています。
私たちも、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指すために、ぜひ、できることに取り組みたいですね。
SDGsが話題になっている理由
なぜ、今、SDGsが話題になってきているの?
まず、近年ESG投資が注目されていることがあげられます。
ESGとは?
Environment(環境)、Social(社会)、Governance(統治)の頭文字を取って作られた言葉
ESGは財務の情報ではないのですが、企業へ投資する際に活用されています。
今までは、企業価値を測る方法は業績や財務状況の分析が主流でしたが、企業の安定的かつ長期的な成長には、企業が環境や社会問題への取り組みをおこなっているかなども影響しているという考えが広まっているからです。
日本企業でも、もっとESGを考慮しようという動きが広まっています。
ESGに取り組むにために、SDGsは大きな指標となることもあげられます。
そして、環境問題や社会問題が世界的に関心が高まっています。
地球温暖化やCO2の排出量など、世界全体が共有する深刻な環境問題が数多くあります。
異常気象や今までと違う天災を私たち自身が体験し、環境問題について関心を持つ人が増えているのかもしれません。
また、2050年には世界の人口が97億人へと増加することが予測されています。
現状の環境問題も解決されないまま人口が増加し続けるとさらなる環境破壊が進み、食料や資源を奪い合う事態が起こってしまうかもしれません。
そんな現況を変えるべく、SGDsの推進でこれらの問題を解決する必要があります。
現在の日本では、食料も資源もたくさん輸入に頼っていますよね。
島国である日本は、食料も資源も輸入できなくなってしまっては大変なことになってしまいます。
食料や資源が奪い合われることがないように、私たちも危機感をもってできることに取り組む必要があります。
SDGsで自分でできること
SDGsで私たち一人一人ができることはあるの?
まずは、SDGsの目標をたくさんの人で共有することが大切です。
”なぜSDGsへの取り組みが大切なのか”を理解しないと、自主的に行動し続けることは難しいですよね。
それでは、SDGsで自分でできることを考えてみたので、ご紹介します。
まわりの人に、SDGsについて伝える
まずは、SDGsいついて知っている人が増えることがポイントです。
1人が100個のことを行動するのは大変ですが、100人が1個行動すれば100になります。
より多くの人がSDGsいついて知ることがポイントになります。
「SDGsいついて誰かに伝える」それも、とても大切なSDGsへの取り組みです。
生活用品を見直す
最近はエコバックを使う人が増えましたが、エコバックもSDGsの目標達成への取り組みです。
レジ袋や食品ラップなどは、化学繊維や合皮、プラスチックなどからできています。
これらの原料は、環境負荷が大きい傾向にあるので、買い物の時に商品のパッケージに注目してみてください。
植物由来の原料の商品もありますので、そういった商品を手に取るようにしてみてください。
洗濯洗剤や、食器洗い洗剤などの日用品もとても重要なポイントです。
洗濯や食器洗いなどに使われる洗剤が海を汚している要因として考えられています。
たとえば、柔軟剤には良い香りを持続させるために使われるマイクロカプセルが含まれいる物があります。
マイクロカプセルはプラスチックが原料なので自然に分解することができません。
洗濯などの生活排水は、川に流され海へと流れていきます。
多くの人が、自然界で分解できる成分の商品を使うことは、環境問題に大きく前進する行動になると考えられます。
他にも、節電したり、簡易包装の商品を選んだり、紙を節約したり、エコバックを持参したり、マイボトルを使ったりなどなど私たちができることはたくさんあります。
できることから、取り組んでみてくださいね。
サステナブル(持続可能)なライフスタイルとは?
私たちが消費し続けるからこそ、どんな商品を選ぶかがとても大切になってきます。
未来のために、持続可能な消費を選択していくということが、サステナブル(持続可能)なライフスタイルです。
農薬や石油系合成成分を使用しないオーガニック製品や、分解されて環境に変える素材を使った製品を選ぶこともとても大切な行動です。
自然界で循環することの大切さ
石油から作られた多くの合成製品は、プラスチック製品、合成繊維、農薬、医薬品、食品添加物、日用品、化粧品など、生活にあふれています。
石油を燃料として使うだけではなく生活に必要なあらゆるものが石油から作られています。
私たちの生活は便利になりましたが、その結果、自然界に循環できないゴミとなって地球環境を汚染し続けています。
近年ではマイクロプラスチックゴミが世界中の海を汚染していることが大きな問題になっています。
そのため、世界中の海を漂うマイクロプラスチックのゴミ問題を解決するために世界各国が動き出しています。
私たちができることは、石油から作られる製品を使うのを減らすことです。
環境と自分にやさしい商品を選ぼう
私たちができることのひとつは、環境と自分にやさしい商品を選ぶこと。
洗濯洗剤や食器洗い洗剤などを、自然界で分解されることが確認されている石けんが原料のものに変える。
ラップを、繰り返し使えるものに変えたり、植物由来原料のものに変えたりもできます。
買い物の時に、ちょっとだけこの商品はやさしい商品なのかを考えてみてください。
毎日使う化粧品も環境と自分にやさしい商品を選んでみてください。
私自身、オーガニックコスメに興味を持ちオーガニックコスメアドバイザーの資格を取得して意識が変わっています。
オーガニックコスメを使い始めて、生活に使うものを見直すようになり、徐々に自然にやさしいアイテムになっている人も増えています。
こだわって作られるオーガニックコスメやナチュラルコスメのメーカーさんは、環境に配慮した製品作りをしています。
製品を作る人、製品を使う人、ひとりひとりが自分の立場で環境について考えるようになれば、環境問題の解決につながっていきます。
オーガニックコスメは肌にも心にも地球にもやさしい
オーガニックコスメアドバイザーなので、オーガニックコスメについて少しお話させていただきます。
植物の力を借りたオーガニックコスメを使うとだんだんと肌が整い、なんだかウキウキしてきます。
植物は種がおちた場所に根を張り生きていかなくてはいけません。
過酷な環境でも次の子孫を残していけるのは、植物の生きる力がとても強いからです。
オーガニックコスメの原料は農薬や化学肥料を使わずに育てられ、たくましく育ちます。
生命力あふる植物を原料としているオーガニックコスメは植物がもつエネルギーがぎゅっとつまっています。
使い続けるうちにトラブルをよせつけない強い肌に変化していきます。
そして、オーガニックコスメの特徴ともいえる植物の香りが心に癒しを与えてくれます。
ですが、それだけではありません。
各国のオーガニックコスメの認定には”環境に配慮していること”という条件が含まれています。
認定を取得していない企業さんであっても、こだわりをもって作っているので自発的に環境問題にも取り組んでいることろがたくさんあります。
環境問題にまじめに取り組んでいる企業さんの製品を私たちが選ぶことは、地球を守ることにもつながります。
オーガニックの考え方をたいせつにする企業さんが増え、オーガニック製品をせんたくする消費者が増えるといいことがたくさんあります。
農薬で土地や河川、海が汚染されるのが減ります。
私たちが、分解できる植物原料の製品を選ぶことで排水で地球を汚すのを減らすことができます。
コスメや生活用品などを購入する時に、こういったことを考えることで地球へのやさしさを表現することができます。
オーガニックコスメを使うことは、肌だけでなく地球にもやさしいんです。
オーガニックコスメに興味を持って、無理なく取り組めることから他の製品も地球にやさしいアイテムに興味を持ってくれると嬉しいです。
まとめ
SDGsと聞くと難しいいイメージを持ってしまうかも知れませんが、私たちにできることはたくさんあります。
そして、できることから取り組んでみようという小さな一歩があらゆる課題解決へとつながっていくのです。
この記事を見つけて下さりありがとうございます。
ぜひ、このご縁を機にできることから少しずつ取り組んでみられてはいかがでしょうか?