こんにちは。にこです。
現代の女性の肌悩みといえば、年齢に関係なく乾燥を感じやすいことではないでしょうか。
乾燥を感じやすい方に、乾燥肌におすすめな植物とスキンケア方法の記事を書きました!
ポイント
- なぜ、乾燥を感じやすい人が多いのか
- 乾燥肌には原因がある
- 乾燥肌におすすめな植物
- 乾燥肌のケアにおすすめなスキンケア方法
乾燥肌はうまれながらにもつ肌の性質ではありません。
肌が乾燥を感じてしまう原因を知って、肌力を高めるスキンケアアイテムを選ぶポイントを知ることが乾燥を感じにくい肌を育てる第一歩です。
記事前半では肌が乾燥を感じてしまう原因を、後半では乾燥肌におすすめなスキンケア方法を書くので、お付き合いくださいね。
肌力を高め美しい肌を手に入れるためのスキンケア選びの参考になればうれしいです。
乾燥を感じやすいから、乾燥肌におすすめなスキンケアアイテムを探しますよね。
ですが、その前に、どうして肌が乾燥を感じやすくなっているのかを知ることで、根本的な対策ができると思います。
ぜひ、チェックしてみてください。
なぜ、ほとんどの女性が乾燥肌に悩むのか
今、年齢に関係なくほとんどの女性が感じている肌の悩みといえば、乾燥ではないでしょうか?
乾燥悩みを抱えている人が多い証拠に、保湿性が高いといわれている化粧品が人気を集めているようです。
ですが、しっかりとお手入れしているのに肌の乾燥がよくならない人はおおいのではないでしょうか?
それは、化粧品をつけることで一時的に肌表面が潤うだけで、根本的な解決策になっていないからです。
乾燥肌には原因がある
乾燥を感じやすいのは、もともと自分の肌が弱く乾燥を感じやすい肌質だから。
そう、思っていませんか?
ですが、そうではないのです。
私たちの肌は、本来、肌のバリア機能が備わっています。
ところが、何らかの理由で肌のバリア機能が弱くなってしまうと様々な肌トラブルと感じるようになってきます。
肌のバリア機能とは
皮膚は、3層(表皮、真皮、皮下組織)で構成されています。
肌のバリア機能といわれているのは、皮膚の一番外側の表皮がポイントです。
肌は、皮脂膜、角質層にあるNMF(天然保湿因子)、角質層の間を埋めている細胞間脂質などによって水分が保たれています。
つまり、肌が本来の機能が正常に保てている状態で発揮される肌本来の役割が肌を守るバリアとなります。
肌バリア機能が正常に保てていると、外的刺激、雑菌、紫外線などから身体を守ってくれるだけでなく、体内から水分が蒸発するのも防いでくれるのです。
肌のバリア機能については、こちらの記事にも書きました。
よろしければ、覗いてみてください。
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肌のバリア機能を弱めてしまう原因
私たちの肌は本来自ら潤いを保つ機能が備わっていまが、何らかの理由でそのバリア機能が弱っています。
その理由の一つとして考えられているのが化粧品に含まれる合成成分です。
長い期間使うことにより、化粧品の合成成分は肌の細胞を委縮させてしまいます。
その結果、表皮の間に隙間ができてしまい肌内部の保湿成分が失われやすくなってしまいます。
合成成分の中でも気になるのが合成界面活性剤です。
合成界面活性剤はタンパク質を変性させる作用があると言われています。
タンパク質が変性してしまうことで、皮膚細胞が剥がれ落ちやすくなってしまいます。
その結果、通常よりも早いサイクルでターンオーバーを繰り替えることとなってしまい、次第に皮膚が薄くなってしまいます。
化粧品に含まれる合成成分を長期的に肌につけることで、だんだんと肌細胞が委縮してしまうだけでなく、表皮も薄くなってしまいます。
この状態では肌内部の水分量を保つことができなくなり、肌に乾燥を感じやすくなっているのです。
肌バリア機能が弱くなると、様々な肌トラブルを感じやすくなってしまいます。
肌バリア機能が弱まってしまうと紫外線の影響も受けやすく肌老化を加速させてしまいます。
肌が水分を保てなくなることが、様々な肌トラブルの根本的な原因なのです。
本来肌は、水分量を保つために肌表面に必要な皮脂が分泌される仕組みになっています。
ですが、加齢などで皮脂の分泌が衰えてしまい乾燥を感じやすくなります。
肌が乾燥を感じやすくなっている状態の時に、皮脂をサポートする代用品として化粧品に油分が使われてきました。
油分が多い化粧品のべたつきを消費者が好まないということもあり、使い心地が追及された合成成分が多く配合されている乳液や保湿剤などが主流となっています。
消費者が好む使用感や効果を追求する結果、化粧品は、肌本来の機能をサポートするものではなくではなくなっています。
合成成分が多く配合されている化粧品を長期的に肌につけることで乾燥肌になり、乾燥をなんとかしたくて合成成分が多く配合されている化粧品を使う。
このサイクルだと、肌本来の機能を回復させることは難しく感じます。
乾燥肌のためのオーガニックコスメのスキンケア方法
肌は本来、自ら潤い、水分を保持することができます。
その機能を阻害することなくサポートするのがスキンケアの役割です。
昔からスキンケアでも植物療法は用いられてきました。
昔の化粧品は体によい植物が原料に選ばれ、肌のトラブルを和らげるものでもあったのです。
オーガニックコスメに使われる多くの天然成分は、昔から肌のお手当に使われてきた成分です。
長い歴史の中で使われてきた植物や天然成分が、肌本来の働きを取り戻すサポートをしてくれます。
オーガニックコスメは、肌が本来持つ働きをサポートしてくれます。
化学合成成分がたっぷりと配合されているナチュラルコスメやオーガニックコスメでは、植物は本来の力を発揮することができません。
肌も化学合成成分により本来の機能を回復することが難しいです。
天然成分100%の化粧品を使用することがおすすめです。
(天然成分100%の化粧品でも最初に使う場合は、パッチテストを行うことをお勧めします。)
乾燥肌におすすめな植物
乾燥肌におすすめな天然成分をご紹介します。
乾燥肌におすすめな植物
米ぬか
甘草
ヨクイニン(はと麦)
ローズ
へちま
オウバク
シラカバ水
黄カラスウリ
シコン
ローズは、皮脂分泌をサポートする成分が含まれています。
例えば、乾燥している人に対しては皮脂分泌を促し、オイリーな肌の人に対しては皮脂分泌を抑えます。
肌が本来持っている機能を正常にするためによりいい状態にバランスをとり自然治癒力の向上をサポートしてくれます。
乾燥肌におすすめなオイル
マカデミアナッツオイル
ごま油
アルガンオイル
ココナッツオイル
シアバター
カカオバター
シコンオイル(シコンをごま油に漬け込んだオイル)
乾燥肌におすすめなオイルは、保湿力が高いオレイン酸やパルミチン酸を多く含むものです。
アフリカ産のアルガンの実からとれるアルガンオイルは肌の乾燥を和らげてくれるのでおすすめです。
乾燥肌におすすめスキンケア方法
乾燥肌におすすめなスキンケア方法をご紹介します。
肌のバリア機能を担っている角質層にダメージを与える原因となるものに、クレンジングや洗顔料に含まれる合成界面活性剤があげられます。
とくにクレンジングは合成のメイク用品をきれいに落とすために強い合成界面活性剤が使われているので、選ぶのに注意が必要なアイテムです。
クレンジングや洗顔料の洗浄成分は合成界面活性剤ではなく、石けんベースの物を選びましょう。
植物オイルのみのクレンジングもおすすめです。
石けんがベースであっても、皮脂を取りすぎないように短時間で洗い流すことがポイントです。
しっかりと泡立ててから、洗顔するとよいです。
乾燥がひどい場合は、米ぬかを使った洗顔がおすすめです。
米ぬかは、委縮してしまったり薄くなってしまった肌にアプローチしてくれる人の皮脂に似た潤い成分が豊富に含まれています。
洗顔後には、皮脂分泌を促す働きのある植物成分(ローズやハト麦など)が配合された化粧水をたっぷりとつけます。
そして、油分として乾燥肌におすすめなオイル、バルサム、クリームなどを馴染ませます。
肌の状態を確かめながら油分を調整するようにしてください。
植物オイルであっても多く与えすぎると、肌の皮脂分泌を阻害してしまうことになります。
肌の様子を見ながらスキンケア方法を変えていくことも必要です。
まとめ
高保湿、潤い成分配合、などなどたくさんのキャッチフレーズからもわかるように乾燥肌で悩んでいる人がとても多いです。
そのため、乾燥肌をターゲットにした商品がたくさん販売されています。
魅力的なキャッチフレーズに誘われて、その商品を使ってみたけど肌の乾燥がよくならない、、、、
そうなんです。
乾燥肌になっているのには、理由があります。
その理由を知ることで、乾燥肌は肌質ではないことに気が付く。
肌が乾燥してしまう理由に辿り着いたら、肌のためによい化粧品を選ぶようになる。
肌が関する原因を知るという第一歩が、様々な肌トラブルを和らげてくれる大きな一歩だと思います。
肌本来の機能を妨害せずにサポートすることで、次第に肌は回復してくれます。
肌の状況に合わせてケアも変えていくことも大切です。
肌の乾燥は、様々な肌トラブルにつながります。
しっかりと肌の機能を回復させることがポイントになります。