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SPFとPAの値で何がわかるの?しっかりと紫外線対策するために知っておきたい知識

こんにちは。にこです。


お天気のいい日が増えましたね。

みなさん紫外線対策していますか?
紫外線対策といえば、日焼け止めをお使いになる方が多いと思います。
では、どのように日焼け止めをえらんでいますか?

日焼け止めのSPFとPAの値は何をあらわしているのかご存じでしょうか?


今回は、紫外線の種類と日焼け止めのSPFとPAの値について記事を書きました!

ポイント

  • 紫外線の種類と紫外線の種類による違い
  • SPF値は何を意味する数値なのか?
  • PA値は何を意味するのか?
  • 日焼け止めの効果的な塗り方


みなさん、春からしっかりと紫外線対策していますか?

夏に紫外線対策をすれば良いと思われがちですが、春も紫外線量が多いです。

なんと、4~9月で1年間の紫外線量の70~80%も占めるそうです。


UVケアグッツを購入するときに、UVAとかUVBとかいうキーワードを見かけたことありませんか?

UVケアグッツを購入する時に参考にするSPFって何を表している数値かわかりますか?


今回の記事前半では、紫外線の種類と紫外線の種類による違いを、記事後半ではSPF値についてまとめたのでお付き合いくださいね。

肌老化の60%以上は紫外線によるダメージだと言われているので、春からしっかり紫外線対策をしていかないとです。

紫外線の種類を知ることで、UVケアグッツを購入する時のヒントになればうれしいです。

3種類に別れる紫外線の違い

日光の中で、波長の長いものが紫外線と呼ばれています。

紫外線には、波長の長い順番にUVA波、UVB波、UVC波の3種類があります。

紫外線は太陽から直接届く直射光だけでなく、空気分子によって散乱されて届く散乱光や地表面で反射される反射光もあります。

紫外線は UVA
     UVB
     UVC の3種類に分かれます

3種類の紫外線がそれぞれどんなものなのかまとめてみました。

3種類の紫外線
3種類の紫外線のイメージ

UVA

波長320~400nmの紫外線のこと(※1nmは1mmの100万分の1)

長波紫外線とも呼ばれます。

全紫外線の90%以上を占めます。

エネルギーは弱いのですが、雲やガラスを透過する性質をもつので生活紫外線とも呼ばれています。


曇りの日も紫外線対策が必要といわれるのは、この紫外線を浴びてしまうからです。

皮膚も透過し真皮まで到達してしまうので、シミ、シワの原因になります。

エネルギー自体は弱いので、浴びている感覚があまり感じられないというのも厄介です。

気がつかないうちにじわりじわりと皮膚の老化を進めているんです。

UVB

波長280~320nmの紫外線のこと

短波紫外線とも呼ばれます。

線紫外線の10%以下ですがエネルギーがとても強いため、火ぶくれになるような日焼け(サンバーン)や皮膚がんの主原因になります。

そういったことからUVBは、レジャー紫外線とも呼ばれています。


エネルギーは強いのですが雲などで遮られやすく、真皮の深いところまでは到達しないようです。

UVC

波長190~280nmの紫外線のこと

UVC波は通常、オゾン層で跳ね返されるため地上にいる動植物には届かないと言われてきました。

UVケアというとUVA波とUVB波を対策すればよかったのですが、オゾン層の破壊によりUVC波についても対策をしなくてはいけない日がくるかもしれません。

日常の紫外線対策はUVA対策!

普段の生活でじわりじわりと浴びてしまう紫外線はUBAです。

紫外線の肌への影響イメージ



雲やガラスを透過する性質をもつ厄介な紫外線なので、家の中にいれば大丈夫!!というわけではありません。

では、普段の生活で紫外線からお肌を守るためにはどういった対策が必要になるのでしょうか?

SPF値の高い日焼け止めを塗っていれば安心なのでしょうか?

日焼け止めのSPFとPAって何?

紫外線対策といえば、日焼け止めを塗ることを思い浮かべませんか?

日焼け止めなどのUVケアアイテムを購入する時にSPFとPAの値を参考に購入しませんか?


お恥ずかしいことに私は、少し前までSPFの数値についてどんなことがわかるのかを知りませんでした。

SPFの数値でわかること

UVB波(サンバーン)による日焼け防止を表す数値です。

Sun Protection Factorの略で紫外線防御指数とも言います。

SPFの数値は日焼けが始まる時間(赤い斑点が現れるまでの時間)を遅らせる効果を示してるそうです。

何も塗らない場合に比べてUVB波による炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表しています。


SPF1がおおそ20分とされています。

つまり、SPFの数値が高いほど日焼けする時間を遅らせる効果を期待することができるということですね。

SPFの数値が高いと、日焼け止めの効果も高そうに感じますがSPFの数値は紫外線をカットする効果を表したわけではないので、SPFの数値が高ければよい!というわけではなさそうです。

生活パターン別SPF数値目安

SPF20:通勤や近所への買い物など

通勤時間や近所への買い物や散歩など外に出ている時間が一時間程度が目安

SPF30~40:軽いスポーツや短い時間のレジャーなど

2~3時間程度の屋外での軽いスポーツやレジャーが目安です。

SPF50:長時間日光に当たるときや炎天下でのスポーツなど

SPF50以上のものを選ぶときは、常に紫外線にさらされているような場所に長時間いる場合

PAの値でわかること

シワ、たるみを引き起こすUVA波(サンタン)の防止効果を表す目安。

PAは、「+」マークで表されます。

「+」の数が増えるにつれ、UVAに対する防御効果が高いことを表しています。

日焼け止めを効果的に使うには?

日焼け止めを効果的に使うためには、適切な量を塗り、2時間おきに塗り直すことが大切。





日焼け対策は、SPF値やPA値にこだわって選べば大丈夫!というわけではありません。


日焼け止めを塗っても、汗や水、皮脂、タオルやハンカチによる摩擦でその効果は少しずつ落ちてしまいます。


紫外線から肌を守るためには、2時間おきにこまめに塗り直し、紫外線防御効果をしっかり持続させるのがポイントになります。



日焼け止めを効果的に使用するためには適切な量を使いこともポイントです!


紫外線対策の試験で、使われる基準量は、1cm²あたり2mgとなっています。
日焼け止めに表示されているSPFやPAなどは、この量を使わないと数値分の効果は出せません。

おおよその目安が、約0.8g(クリームタイプ:パール2粒分、ローションタイプ:1円玉2枚分)です。

まとめ


・ 紫外線は、3種類ある
・ SPFの数値は、UVB波による炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表す数値
・ PAの値は、シワ、たるみを引き起こすUVA波(サンタン)の防止効果を表す目安
・ 日焼け止めを効果的に使うためには、適切な量を塗り、2時間おきに塗り直すことが大切

日焼け止めの適量と言われている量は、意外と量が多いんです。

実際に適量を塗れている人は意外に少ないそうです。

お日さまが元気な日は気持ちがいいですが、紫外線ダメージからお肌を守るためには毎日のケアが大切になってきます。


ちょっと多いかな~と思うくらいかもしれませんが、慣れるまで日焼け止めの適量(約0.8g)を意識して使うようにするとよさそうです。




日焼け止めを効果的に使用するためには適切な量を塗り、2時間おきに塗り直すことが大切。

春から紫外線の量が増えるので、毎日しっかり対策することがポイントです。

SPFの数値やPAの値で日焼け止めを使い分けるのがおすすめです!

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